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NEWS
Twitterメインで行きます。気が向いたら更新されるかもしれませんけど、ブログが更新されることは期待しないでくださいね。

2010/10/19

2011/03/23

大きな出来事

今でも友人と時々話題に上がるのがが、1995年1月17日の早朝何をしていたのか、2001年9月11日の夜 (日本時間) に何をしていたのか、その瞬間のことを覚えている人は多いと思うのです。今年の3月11日の昼過ぎも、何をしていたのか忘れないと思います。

直前に
その瞬間の直前、私はこんなことをTweetをしていました。この、ニュージーランドのAll Blacksがかっこいいんです。

こんなことをのんきに考えていた、金曜日の遅めの昼休みでした。

最中に
高層ビルの25階でぐわんぐわん揺れながら、気象庁よりも早いYahoo! Japanの地震速報を見ていました。私は、地震の時はいつでも即座に行うことは、逃げるよりもYahoo!の速報です。どこでどれだけの規模なのかを調べてから、逃げるべきか決める!逃げたこと無いけど...。

何分も揺れ続け、座っている椅子が左右に転がりながら、マウスがぐらついて思うようにクリックできなくても、ネットで情報収集してました。周囲の人は床に座り込んだり壁に掴まったりしてたけど。

直後に
インターネットのインフラとしての強さと、Twitterの情報とコミュニケーション能力の高さに感心しました。携帯電話が軒並み使えなくなった時も、インターネット回線は生きています。オフィスにはテレビが無くても、Ustreamでライブが見られます。Twitterの情報は現場にいる人からの情報なのでテレビよりも正確でした。

直後に私たちが必要だった情報は都内の被害状況や、電車や帰り道の心配でした。帰り方を判断しながら、仲間のつぶやきに支えられながら長距離を歩いて帰りました。

2日後
自分が、生きるのに最低限何が欲しい人間なのか顕著に現れました。都内で物がなくなりつつあった週末のスーパーで、私は納豆、豆腐、卵、牛乳を買いました。みんながカップ麺やお米の買い置きをしてたと知ったのはうちに着いてから。そうか、保存食ね。

さほど食糧の買い置きもせず、のんびり構えていましたが、一応理由はあるんですよ、私なりに。食糧が無くなり困る状況になる可能性があればもっと騒がれているはず。物流が止まるか製造が止まるか、その兆候が報道されないと言うことは、きっと大丈夫だと。恵まれた今の時代、よーく耳をすませば、そう言う情報は聞こえてくるんだと思います。

1週間
翌週は、在宅勤務。金曜日に会社から徒歩で帰るとき、荷物を軽くしようと余分な物は全て会社において行きましたが、PCは持って帰りました。会社携帯は置いて帰ったけど(笑 。ITが充実した会社で働いていたことに感謝しました。

通勤の電車に乗らなくて良いけれど、大幅に時間の節約ができるけれど、申し訳ないことに3日目には飽きてしまいました。朝から晩まで自宅にこもって声を発せず、指からのみの会話をするのは人としてダメですね。タイプするってことね。そして、1週間化粧をしませんでした。普段からほとんどしてない(ように見える)けど。

今日
自分の仕事の都合上、被害にあった市町村を書き出していました。厚生労働省が発表している情報を利用したのだけれど。ニュースで何度も聞いた地名がある一方、聞いたことの無い地名も。これだけ、情報と物資が行き届いていない地域があるのではと切なくなってしまいました。そして、既にある情報を書き写すだけでこれだけの時間がかかるのだから、大混乱の中、電力会社や役所が情報をまとめるのってどれだけ大変だったのだろうと思います。


でもね、自粛ムードもありますが、私はできるだけいつもの生活をするという意見を支持します。経済のためには、お金をまわさないといけません。仕事でも、そう簡単ではありませんが、できる限りは早くビジネスをまわすことを心がけます。私たちがお金を使えば、ベンダーさんが潤い、お客さんがモノ買ってくれる。私たちが利益を上げれば、お客さんの業務が進みビジネスが回る。そして個人的には、あれこれ実行しています。翌土曜日に美容室に行ったり、在宅勤務中にも関わらずわざわざ近所で外食したり、翌週末に引っ越しのために物件を見に行ったりマッサージに行ったり。無駄にお金を使っています。無駄じゃないけど。独り身で自由な分、できるのはこの程度の社会貢献、と言うことにしよう。

現地へ物資を届ける友人もいれば(これがまたすごいんだ!)、海外から情報で支援してくれる人もいます。親も心配しないような心遣いで宅配便で食糧を送ると言ってくれた友人もいます。世の中役割分担。自分の力をいちばん発揮できる得意分野で、できることを行って行きたいと思います。


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きっとこんなことは遠慮せずに言った方が良いんだと思います。でも恥ずかしいので控えめに。


帰る家がある首都圏の多くの人が徒歩で帰った11日金曜日。ありがたいことに比較的都内中心部に住んでいる私は、2時間足らずで自宅に着きました。大通り沿いの私のアパートの前を、まだまだ徒歩で帰っている人がいます。で、うちにあったスニーカーを2足、段ボール箱に入れて「24cm 先の長い方どうぞ」って置いといたんです。使ってくれる人がいるかなと思って。夜寝るときにはまだあったのですが、朝起きてみると、なんと2足とも無くなっていたんです。役に立ったみたいで良かった。ひとりは置き手紙をしてくれました。


糸井重里さんが、寄付の金額についてつぶやいていました。それに賛同して、私を雇ってくれている3日分を、寄付しました。



4 件のコメント:

minako さんのコメント...

本当にそう、役割分担、だね。
自分が今できることを、せいいっぱい。
私には原発をどうにかすることも、支援物資を届けることもできないけれど、その人たちを応援したり、節電したり、募金をしたり、経済活動することはできる。
旅行、キャンセルしちゃってごめんなさい。
また、陸の方へ一緒に行きましょう^^

minako さんのコメント...

あれ?コメントがまた消えている・・・

usagi さんのコメント...

minakoさん:
なぜかminakoさんのコメントは、毎回スパムに行っちゃうみたいで。ごめんなさい。

消費活動をしないとね。

risao さんのコメント...

役割分担、大事だね。
関西でできること、それは経済を活性化し続けることかなと思います。

私は勤務先の都合上、なかなか厳しい話も聞こえてきますが、できることをやっていこうと思います。