これ、8月下旬の韓国旅行のごはん記録です。実はね、9月1日に書きかけのまま、2ヶ月もほったらかしでした。いやぁ、最近全く写真がなかったから、過去の写真を見返していたらこの書きかけ記事を思い出しましてね。
------
たった三泊四日、しかも片道の移動に丸一日かかるような方法で韓国へ行ってきました。友達の多大な協力のもと、いろいろな韓国ごはんを食べてきました。
着いて最初は、プサンで麺を食べました。例のごとく、玉になった麺を器の中ではさみでチョッキンチョッキンとやっていただきます。友達の友達と言う、地元のひとに連れて行ってもらっただけあって、庶民的でいい雰囲気のお店でした。地元のおじちゃんやおばちゃんが出入りしていました。
夜はスンデ クッパを食べました。

「
スンデ」とは、肉の他、麺やごはんの類いも混ぜたものの腸詰めとのことで、食べてみました。ちょっと、内蔵臭かったです。でもクッパそのものは全然塩味が着いていなくて、自分でコチュジャン(?らしきソース)や塩漬けの桜エビのようなものを足して味を調整して食べるとの事でした。ダシは良ーく出ていてとても美味しかったです。韓国料理と言えば、唐辛子や醤油っぽいのやら、とにかく濃い味がついているものと思い込んでいたので、その偏見が飛びました。
ソウルに移動して初日のお昼。こちらは、前の会社のときに知り合った友達とのランチ。自分で注文をしていない事と、その子が英語があまり得意じゃない事が理由で、名前がわかりません。

シーフードのチキンスープ(鶏湯)です。サムゲタンの中身が、漢方ではなくシーフードになったもの。これも、全くと言って良い程味がついていなくて、いろいろなものの出汁を飲むモノらしいのです。いやぁ、韓国料理をいろいろ体験できました。
これは別の友達が教えてくれたのですけれど、日本にいて韓国料理というと、韓国料理店に行けば何でも食べられると思うのですけれど、本当はそうじゃないのです。鶏のお店は鶏しか出さないし、鶏でもスープ系とか煮込み系とかあるし、焼き肉のお店は牛は牛がほとんどで、麺は麺のお店との事。日本で焼き鳥屋に言ってもお寿司やラーメンが食べられないのと同じとの事。確かにね。

「パッジョン(チジミ)」チジミはマッコリと、サムギョプサは焼酎と、とのこと。雨の日にはチジミなんだとか。あの焼けるヂリヂリヂリッっていうのが、地面にあたる雨音に似ているから、と。

「チャジャンミョン」韓国の中華そば。甘辛くて、油もたっぷりで、タケノコとか豚肉とかの具がたくさん入っていました。相変わらず、食べ始めてからの写真というのは、気にしない。私たちが言ったのはインサドンの通り沿いのお店。手打ち麺のパフォーマンスをやっているところです。観光客向けのインサドンの通りに面したお店ですが、時間帯がちょっと遅かったせいか、地元なのか韓国人らしき人がお客さんのほとんどでした。

「
パッジョン チムタッ」直訳すると蒸し鶏。甘辛く似る前に蒸してあるそうです(本当かなぁ)。そして、とっても辛いのです。韓国料理の中で一番辛い料理だと友達が言っていました(これも本当かなぁ)。これが、韓国で数年前に流行ったらしく、この日も私たちが行ったミョンドンのお店の中は仕事帰りらしき若い人達でとてもにぎわっていました。鶏をまるごと使うらしく、足とか首とかの切れ端も入っていました。
やっぱり、地元の人と食事ができるのはとてもうれしいですね。観光ガイドに載らないようなお店に行ける事だけではなくて、どんな意味の料理なのか、おもしろい話がたくさん聞けます。食に文化ありですね。