数年前に、資生堂のエリクシールのブランドが一新されました。それでも私は、ときどき旧来のバージョンを見つけては購入して使っています。
もう10年近く前です、偶然買って使ってみたときに、その香りで、一瞬にして子供の頃に母が使っていたことを思い出しました。
出かけようと身支度をしているとき、化粧をしている母にくっついて洗面所をうろうろしていると、ふざけて子供の私の顔にぴちゃぴちゃぴちゃとすることがありました。
それを思い出したときには、母はもうエリクシールを使っていませんでしたが、20年近く前に母が使っていたのが「これだ」とわかりました。そして、資生堂も長い間作り続けていたんですね。
その後、別のものを使っていた時期もありますが、最近は資生堂のエリクシールばかりを使っています。ボトルのデザインは変わりましたが、香りはずっと一緒でした。
今の新しいエリクシールは、別の香りです。デザインもピンクから黄色になり、ガラスのボトルで無くなりプラスチックになっています。
2 件のコメント:
香りは記憶に残るよね。
目にも見えないし不思議だけど、ちゃんと記憶している。
お気に入りがモデルチェンジになってしまって、ちょっと残念だね。
minakoさん:
五感のなかでも、一番不思議だよね。
昔、分子レベルの物質が測定できなかった頃、香りは目に見えないのに強い存在感で、謎だったらしいね。
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