友人が、小さなバラを何種類も育てている気持ちが少しわかりました。
そこのうちにお邪魔したときにベランダで、小さな花芽をつけて成長して行くのを見るのが楽しいと話してくれたことがありました。もちろんその言葉では理解していましたが、ふと気づくと初めて私も同じ気分を味わっていました。
買って1年半になるウラベニショウ。今年の春に植え替えをしてからも、ぐんぐん育っています。こんなの生まれてこのかた初めてなのです、私が育てる植物が順調に育ってくれるのは。
そして、それに味をしめて、新しい種類を買ってしまいました。ブーゲンビリアです。中南米原産とのことで、私でも大丈夫かと心配していますが。
実はこの植物、元々あまり好きではなかったのです。海外に行った時によく見かけていたのですが、このどぎつい色があまり好きではありませんでした。
初めてこの植物をこれだと意識したのは、兄の結婚式で両家族でカリフォルニアを旅行したときに、義理の姉の母が「このオレンジのブーゲンビリアはこの地域だけの種類なんだって。」というのを聞いたときです。そのときにもまだ、ただふーんそうなんだというだけの感想でした。その後、何度かシンガポールへ行ったり、再びカリフォルニアを何度か訪れたりするうちに、あの気持ちのいい青空と暖かい気候とその花がセットで記憶されたのが理由だと思います。つい去年ぐらいから何となく良いなぁと思っていました。
そしてこの夏、どこの花屋さんを探しても店頭に置いていなく、探し歩いたあげくインターネットで苗を購入。
オレンジのが「カリフォルニア オレンジ」、スモーキーなピンクのが「テキーラ サンライズ」、普通の濃いピンク(が咲く予定)のが「レインボー ピンク」。色によって強い弱いがあるみたいです。品種改良が理由なのでしょうか。
3つのうち2つはたくさんの花をつけていました。葉っぱのみのもうひとつも、なんとか咲いていただきたい。
宅配便で受け取った当日に、電車と徒歩でホームセンターへ行って肥料と鉢を買ってきました。(このときも、あね(義姉)にもらったエコバックが活躍。)前回の大量の残りの土を使用するので、酸性になりすぎていないかと、アルカリにする肥料も買いました。
そうして植え替えてから1週間が過ぎた頃には、ひとつのオレンジの花は全て落ちてしまいましたが、葉っぱだけだった1株から、なんと大量の花芽が出ているではありませんか!そしてもうしばらくするとピンクに色づいてくる!!
こうなるともう、楽しい。これから寒くなるのをどうしたら良いのか考える。うちの中に入れてあげたいけれど、急な環境の変化に弱いらしく、ちょっと入れて楽しんでまたベランダに戻す、雨が降りそうなら窓の内側の日向にちょっと移動、といったことを繰り返しています。
あーー、まだまだ新しく出てくる花芽。私の手入れではなくて、苗のときに花屋さんの仕込みが良かったからなんでしょうけれど、でもうれしい。元気に咲いてくれよー。
4 件のコメント:
いいなぁ、かわいい色の花も葉っぱのつやも。
つられて私も欲しくなりそうだ。
初めからお気に入りじゃなかったとか、経過がおもしろいね。
…3つのブーゲンビリア苗の下にある、ピンクのお花は何だろう?
usabunさn:
おぉ、さすがナイスツッコミ。
苗を買ったお花屋さんがね、オマケしてくれたんです。宅配便の箱を開けたら、ひとつ余分に入っていたんです。
かわいいよー。この台風で、ちゃんとうちの中に入れてあげて、安全にすごしています。
ついにはまってしまいましたか!!
切花にはない、「育てる楽しみ」っていうのがたまらないのよねぇ。増やすのも楽しいし。
既に色違いのお花を購入しているところを見ると・・・、コレクター魂も刺激されているのでは?
植物も、奥が深いです。
minakoさん:
なに、コレクターという次のステップもあるのね(笑)
今はもう、最初の花が落ちて次の世代が咲きつつあります!
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