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Twitterメインで行きます。気が向いたら更新されるかもしれませんけど、ブログが更新されることは期待しないでくださいね。

2010/10/19

2007/05/01

骨髄提供のデータシート

ドナー側に、どんな確率で何が起こるのか、数字をまとめてみようと思います。
  • 骨髄バンク登録者数:260,533人
  • 移植件数:7,738件(1992年からの日本国内累計)
  • ドナー登録者推計数:328,792人
  • HLA型適合ドナー数:137,680人(←2007/4現在、私はここです。)
  • 確認検査済みドナー数:44,120人 (ここまで来るのが約13%)
  • 最終同意移植日程調整:9,212組
  • 移植実施数:7,738例 (実際の提供に達したのは2.4%)
  • 適合通知から骨髄採取までの平均日数:124日
  • 登録から適合通知までの平均期間:約2年10ヶ月(10年以上経ってから連絡が来る人もいます)
(2006年9月末現在)以上情報元:骨髄バンクニュースvol.25, 2006/12/4
  • 採取時の入院日数:たいてい4日
  • 日常生活に戻るまでの期間:採取からたいてい5日から7日
詳しくはこちらのアンケート結果を参照してください。

さらに、上記アンケートのページの後半に、採取後の症状や合併症、後遺障害の事例を詳しく紹介しています。一例をコピーして以下に挙げます。これが全てではないので、正確な情報を骨髄移植財団のページでご覧下さい。
  • 採取翌日に、38度以上の発熱:12.9%(ほとんどは1日で解熱しています。)
  • 感染症:1.5%(針を刺した部位のものではなく、上気道炎(かぜ)や尿路感染症によるものです。)
  • 入院中の投薬-抗生物質:78.7%
  • 入院中の投薬-鎮痛剤:39.8%
  • 血尿:1.4%
  • 不整脈:0.7%
  • 喉頭肉芽腫:1例(気管チューブを入れる刺激によって、喉頭に良性の腫瘍ができ、手術により切除しました。(なお、気管チューブの刺激により声が変わることがまれにあります。))
  • 左下肢痛:1例(骨髄採取後、左大腿部から膝にかけて痺れが出現、その後、採取部位の痛みが長期間残存。日常生活には復帰していますが、痛みが完全消失せず、経過観察中。)
その他、保険が適用されるような深刻なものもあり。たいていは1例づつ。
  • 世界で骨髄採取による死亡例:4件
    (うち1件が骨髄バンクを介さない日本国内での移植)
患者さんもドナーも危険の可能性や環境の善し悪しを考えると、経験が豊富かどうかが重要になると思います。事故があったとしても、その一回があったか無かったよりも、予防策をきちんととっているかどうかの方が重要です。私は事故の経験が無い病院よりも、総経験数が多い病院を選びたいと思います。

病院ごとの事例件数:
骨髄バンクの現況のページのリストの一番最後「非血縁者間骨髄移植・採取件数の病院別一覧表」にあります。

ドナーには出費はありません。患者さん側が負担します。(相手側のことも知らないといけませんからね。)

骨髄バンクを利用した場合の負担金の例:
負担金合計 259,000円
(ドナー候補者4人の確認検査と実際の移植を行った場合)
    • 患者HLA確認検査料:42,000円
    • ドナー確認検査手数料¥9,000x4:36,000円
    • ドナー確認検査一般血液検査料¥8,000x4:32,000円
    • 最終合意等調整料:58,000円
    • ドナー団体傷害保険料:25,000円
    • 骨髄提供調整料:66,000円
検査項目の追加や入院の状況に寄るオプションもあり、また急ぎの場合は迅速コースというものもあるようです。もちろんこの数字はドナーに関するものだけで、ご自身の治療はもっと高度な技術の高額のものかと思います。

以上情報元:骨髄移植財団の患者さん向けページ

おかしかったのが、「女性は老化が早まる」というもの。友達が教えてくれたもので、どこかのウェブサイトに載っていたとか。おもしろい。信憑性の程は分かりませんけど、でも、栄養を吸い取られる感じで、何となく信じてしまいそう。それとも髪が生え変わるみたいに、新しくなってより健康になるのかぁ。かなり素人な発想だけれど、コーディネーターさんに会ったら、教えてもらおうかな。でも男性は?大丈夫なの??

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