その食喜屋さん(和田食器さん)、楽天のショップには渋谷駅からお店までの道のりが書かれていましたが、小売りをしてらっしゃるのかも分からないままでしたが、とりあえず行ってみました。
渋谷の駅からたった数分の場所とは思えない、神社があって地元の家族連れらしき人達が歩いていて、とても興味を引かれました。お店というよりは道沿いに棚を並べただけの事務所風でしたが、扉には「小売りも致します。」という手書きの紙がセロハンテープで貼られていました。ますます気に入りました。
お店に入入ると、おじさんがやってきて声をかけてくれました。ちらっと棚を覗き、目当てのものがなかったので尋ねると、別の担当の方に確認し、倉庫にあるらしく奥から持ってきてくれました。22cmの柳宗理のフライパン。
「他のお店でもこのフライパン、見た事はあるんですけど、大きいのと小さいのしかないんですよね。」「インターネットのショップで拝見して、お店に来てみたんです。」などと話してみると、この和田食器さんでも、普段は置いていないとか、今はたまたまあったらしいのです。なかなか出ないサイズなので、生産している数が少ないようです。25cmは大きすぎないか?と思ったのですが、皆さんどうなんでしょうね。はーー、それにしても、手に入ってよかった。しかもネットの価格と同じ20% OFF。喜び勇んで帰りました。
さてさてこのフライパン、鉄のフライパンですので買ってすぐには使えません。一度空焼きをして、表面の錆び止めの上薬を取ってからでないと使い始められません。やりましたよ、汗だくになりながら。
ちゃんと蓋付きです。しかも、この左右の注ぎ口のおかげで、蓋をくるっと回すと空気穴ができて、ぱりぱりの餃子も焼けちゃったりするんです。私にできるかは、知りませんが。
焼く前の色。やや茶色がかっています。
火を入れると、じわぁ〜っと脇の方から青っぽく色が変わってきます。
縁もぐるりと、丁寧に焼いていきます。取っ手の近くは、取っ手を焦がさないように、火傷をしない程度に、ほどほどでいいみたいです。
全面が青っぽくなっておしまいにしました。これ以上色が変わらなかったので。15分くらいでした。この後そのまま放置して冷まして、クレンザーで洗いました。そうして擦って触ると、鉄臭い、いや〜な臭いがしました。
最後に油を塗って、軽くあぶって、もう一度油をなじませて塗ったらおしまいです。完了。
鉄のフライパンは、きちんと手入れをすると10年以上も保つらしいですね。うちの母は南部鉄のとっても重いフライパンをおそらく20年くらい使っていました。しかし、いい歳になってきて重すぎると言って、最近はもっぱらテフロンのを使っています。20年か〜。
何歳なんだろ、私。
2 件のコメント:
私も鉄のフライパン使ってるよ!!
やっぱり、テフロンよりも美味しい気がする。
鉄分もとれるしね^^
柳宗理、いいなぁ。
minakoさん:
温度が高い。それは感じるね。ジャーーッと炒めるとき、違うと思わない?
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