金持ちって言っても、たくさんのお金を持っているって意味じゃなくて、概念的な”金持ち”について考えます。
minakoさんのブログに儲かっているのかが不思議な野菜の直売所の話があったのですが、私はこういうのが気になってしかがたありません。こういう行動は無視できません。実家の母も、このおばちゃんと似ていて、ほうれん草が山ほどできたからと近所に分けて回っては、数ヵ月後にしいたけやら何やらをどっさりもらうような生活をしています。金銭でない経済が回っているんですね。
会社で、私は電車で出かけたときの交通費精算を長い間していませんでした。個人が持ち出しするべきではないのはわかっていたし、ただ行き先と日付、金額を調べてシステムに登録するだけなんですけれど、それをするよりは目の前の仕事を片付けてしまうことをつい優先してしまっていました。上司には冗談半分に「金持ち喧嘩せず、だね?」なんて言われて、逆に少しいやな気分になったのですが。
でもこの「金持ち喧嘩せず」というのは、私の感覚にぴたっとはまりました。もちろん私が金銭的に余裕があるわけではなくて、本当に余裕のある人は喧嘩をしないのです。お金を持っていても喧嘩をする人は自分がまだまだ貧しいんだと心のどこかで思っているはずです。数字として大きな資産を持っていなくても、”金持ち”でありたいと思います。
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