実家へ帰省して帰ってきました。
ところで、行きしですよ。久しぶりに品川経由でなく新横浜経由で新幹線に乗りました。3年ぶりくらいでしょうか。
新横浜駅へ着くと、駅が改装されていて切符売り場や改札口がとてもきれいになっていました。自動券売機で行きの切符を買います。「特急と乗車券、特急と乗車券....。」と、特急券だけを間違えて買わないように注意します。
確認ボタンを押して発券をしようとすると「指定券を発券します。」と、一瞬だけ表示されました。
指定?
土曜日の夜です。帰省の時期とはいえ、指定は必要ないとわかっていたのに、気づいたら出張の癖で指定券を買ってしまいました。そう言えば、「窓側」ってボタンを押したけど、そうだよね、自由席の券にはそんなのは無いはず......。ま、いいか。
改札口へ行こうとしたら「出口」とかいてあります。出口、出口、出口.....。駅員さんに確認しました。「出口って、これ、新幹線ですよね?」この時点で変な日本語なのですけど。私は、ゲートがあるってことは新幹線の入り口と信じて疑いませんでした。でもやっぱり、出口とは何なのか聞いてみると、そこは、新幹線の入り口ではありませんでした。駅員さん、にっこりとしながら私を心配して「新幹線ですか?こちらはJRの出口です。新幹線の入り口はこちらですよ」と優しく教えてくれました。あーー出なくてよかった。そうだよね、出口は出口だよね。入り口ぢゃ、ない。
プラットホームへ上がります。
新幹線を待ちます。
新幹線が入線します。
人が降ります、降ります、降ります。
意外とたくさんの人が降りました。東京方面から新横浜まででも、けっこう乗っているんだな、と。
自分の車両の自分の席へ行くと、誰かが座っています。あれ?車両を間違えたかと思ってとりあえずデッキへ行きます。新幹線の便番号を確認します。
私のチケットは、19:52発 ひかり427号
デッキの便番号はひかり426号
ん?
プラットホームへ降りて、便を確認します。
私のチケットは、19:52発 ひかり427号
ホームの表示板は19:52発 ひかり426号
あれ?チケット、間違ってる?
あれーー。
デッキの番号を見てもヘン。ホームの表示を見てもおかしい。乗り場の表示を見ても違う。
プルルルル.............
「**号車近くのお客様、危険ですので列車から離れてください。」
えー、だってーーー。
仕方が無いから、一瞬の判断でひょいと列車に乗り込みました。
やっぱり、
私のチケットは、19:52発 ひかり427号
デッキの便番号は19:52発 ひかり426号
なんかおかしいのかなぁ。仕方が無いから、車掌室のある車両まで行きます。
車掌さんがすぐに見つかり、
わたし:「あのー、この列車ひかり426と書いてあるんですけど、チケットは427なんです。」
車掌さん:「(私のチケットを覗き込んで)あ、お客さん、これ東京方面ですよ。」
東京方面?
わ:「え?これ...」
車:「あ、大丈夫ですよ。次の品川で折り返してください。」
わ:「私、反対方面乗っちゃいました?」
逆走???
車掌さんはとても親切で、チケットに「誤乗 ****」とメモをしてハンコまで押してくれて、品川からの便も調べてくれました。この時期は自由席でも大丈夫ですから、そのまま乗ってください、と。あぁ〜〜、感謝です。
せっかく新横浜まで来たのに、東京方面へガタンガタンと引き戻されます。
なんで、全く同じ時間に、一つだけ番号違いの便が出るの?と、紛らわしい番号のせいにしてみる。ドイツの電車でこんな重いをしたときには、日本の電車は微妙に違う1分ずれの時間で発車して、よくできてるなーと感心していたのに。ヤラレタ。と、褒めたのを撤回してみる。
すぐに品川に到着し、見慣れた品川駅で反対方面へ移動して、次のひかりを待ちます。
そして、今来た道を、また静岡方面へ引き返します。
だからなんか変だったんだよ。東京で乗って、新横浜であんなたくさんの人が降りる訳ないんだよ。
2 件のコメント:
同じ発車時刻でひかり、そんなに微妙な違いだったのか。でも「○○行き」が違ったのね。
おしい!!
こないだ東京から熱海に新幹線乗ったときね(お惣菜置いてっちゃった時ね)、私の席に品川で乗ってきた女性が「すみませんが座席番号あっていますか?」と言って切符を見せてくれたのだけど、確かに番号同じだったの。
でもその新幹線は「こだま」で女性の切符は「ひかり」。かわいそうに大慌てで、でも降りるのには間に合いませんでした。。
(そしてその後自分はお惣菜を置いてけぼりに…)
usabunさん:
一番基本的なところが、抜けるんですよね。
仕事のほうが、もう少し楽になりたいです。
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