気持ちとしては、先方からの断りという事で、私としては自分の意志に反してお断りするよりは納得できる結論でした。その電話をかけたとき、親は反対しているけれど、検査に進む事は可能かもう一度聞いてみようと思っていました。次の精密な検査に進んだ場合、自分がドナーに選ばれる可能性があります。その場合に、最後の最後になって家族の同意が得られず移植に至らない場合、患者さんに対する時間や労力金銭的にも負担がかかってしまうため、そういう状況はできるだけ避けなければならないとのことです。それでも私がまだ、家族の反対を本当に納得できていなかったので、親の不同意を理由に断る勇気がなくて、もう少し相談しようと思っていました。そんなところへ、先方の事情という理由で、私が断りを受けたので、ほっとしたものもありました。
が。その理由というのは、おわかりのとおり、二つ考えられます。
- 別のドナーに決まった
- 患者の病状が変わった
今回の一悶着で、骨髄提供の保留を申し出ました。渋々ですが、また迷惑をかけるような可能性を避けるために。1年と3年があるらしく、1年で今回のような状況はすぐに変わるとは思えなかったので、3年にしました。
統計によると、ドナー候補者に選ばれても実際に確認検査に進んだ人は13%の候補者らしいので、今回はその他の8割以上の方の統計値を一つ増やした結果になりました。これも、骨髄バンクへの登録者が増えた結果だと良いなと思います。
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